リフォームで予算オーバーする原因について
リフォーム工事では、最初に考えていた予算を最終的にオーバーしてしまう方が多いようです。
その原因の中で多いのが、設備や建材のグレードを見積もりの時より良いものにしてしまう事です。
最初は標準的なシステムキッチンを設置する予定だったのに、ショールームでもっとグレードの高い設備を見て、ついそちらの方が良いと思って変更してしまうといったケースがそれにあたります。
またカタログを見ているうちに、オプションをどんどん付けていってしまうというパターンもあります。
優先順位をつけておく
見積もりを作成してから、実際にリフォーム工事を開始するまでの期間はそれぞれのケースで異なりますが、一般的に1~2か月程度です。
その期間に決定していなかった設備や建材を選ぶと、ついグレードの高い良いものが欲しくなりがちです。
それでもどうしても予算内に収めたいのであれば、他の設備などのグレードを下げて調整するしかありません。
そのため、自分の中で優先順位をつけておく必要があるでしょう。
プランを詰めておく
工事がスタートする前までに、プランをしっかり詰めておかないと、途中で色々な工事を追加する事になり、結果的に予算オーバーになってしまいます。
例えば、当初予定していなかった場所に収納を作ってもらう事にしたり、リフォームする予定のなかった部屋まで追加で手を入れる事にしたりすると、大幅に予算をオーバーしてしまうでしょう。
契約前にしっかり設計図を確認し、出来上がりをイメージしておく必要があります。
追加で必要になる工事
また、例えば壁をはがしてみたら腐食していて、補強する必要が生じるなど、予期せぬ追加工事が必要になる事もあります。
できるだけリフォーム前に業者にしっかり調べてもらう事が重要ですが、それでもそのような事に備え、ある程度の予備費用を用意しておくと安心できるかと思います。