窓の大きさや位置について
サッシやガラス、断熱についての理解が深まったら、今度は窓の大きさや位置について考えるといいでしょう。
今のお住まいの窓の状態で風通しはどんな感じなのか、日差しは十分に入ってきているのか等を確認してみます。
自分で判断できないようなら、建築家やリフォーム会社に依頼して判断してもらってもいいでしょう。
風通しや日差し
確認してみて、風通しや日差しが十分に確保できていないことがわかったなら、窓の大きさや位置の変更、窓の追加リフォームを考えてみましょう。
建物の構造に影響が出ない範囲でしたら、窓の追加ならびに位置変更が可能になります。
筋交いの入った耐力壁でない場合でしたら、壁に窓を追加することも大体できます。風通しを良くするための小窓ならほとんどのケースですぐに追加することが可能です。
最小限の変化で最大限の効果を得る
夏の場合の日差しの向き、冬の場合の日差しの向き、風がどのように流れているのかを設計士にしっかりとシミュレーションしてもらい、最小限の変化で最大限の効果を得られるリフォームをしてもらいましょう。
どうしても窓の位置を変更したり、増やしたりすることは、建物の構造がからんでくるので、耐震性に影響が出ないように考慮してもらうようにしましょう。
現在の間取りが間仕切りの多い間取りだとしたら、間仕切りを取ることで光や風を取り入れやすくなり、開放的になります。
部屋数がどうしても必要な場合は別ですが、そこまでいらないなら、間仕切りを無くすことを検討してみてもいいかもしれません。
窓を増やすことができないマンションだとしても、間仕切りを取ると開放感が増し、風通しが良くなることも考えられます。
さらにドアの形状を変えることで開けっ放しの状態を保つことができれば、風通しは抜群に良くなるでしょう。
一戸建ての場合、採光、通風をよくするために吹き抜けを設置するのもおすすめの方法です。
冬は暖かく夏は涼しい理想の家を実現するのも夢ではありません。