庇・サンルームのリフォームについて
玄関や窓等の開口部の上部には庇や軒の出があるのが、昔の住宅では当たり前でしたが、現代ではシンプルでおしゃれな外観をした家が増えているため、庇や軒の出がない家も増えています。
窓の上部の庇に関しては見かける機会はほとんどありません。
付けない傾向にある庇や軒の出ですが、シンプルを求めるあまり無くしてしまってもいいのでしょうか?
庇や軒の出の役割について紹介していきます。
庇や軒の出の役割
庇と軒の出には大きく分けて2つの役割があります。
1つ目が家の中に入ってくる日差しをカットしてくれる役割です。
2つ目が雨を遮断してくれる役割になります。
雨漏りする代表的な箇所のひとつが窓周辺になりますが、庇や軒の出を設置することで、雨を遮断することができるので、結果的に雨漏りの防止にもつながります。
庇は新築時に取り付けていなくても、後から取り付けることが可能です。
既存のサッシの上部にも取り付けることが可能なので、部屋の内部に入ってくる日差しを軽減したい場合や、窓周辺の外壁を長持ちさせたいとお考えでしたら、取り付けを検討してみてもいいでしょう。
最近はアルミ製はガラス製等のおしゃれなデザインの庇もあるので、洋風かつシンプルな外観を損なわずに取り付けすることも可能です。
どのような庇の種類があるのかリフォーム会社に相談してみるといいでしょう。
オーニング(サンシェード)やサンルーム
庇と同様の役割がある可動式テントのオーニング(サンシェード)を日差し対策、雨の吹き込み対策のために取り付ける方法もおすすめです。
張り出し具合で日差しを調整できたり、色や形が豊富なので住宅をおしゃれに演出することもできます。
また、サンルームと組み合わせることで、冬は日差しをいっぱいに取り込めるため暖かい空間になり、夏はオーニングによる日陰のおかげで涼しい空間になります。
オーニングを上手に活用することで、もうひとつ屋外のリビングが増えたような感覚を持つことができるでしょう。
サンルームはオリジナルで作成してもらう他にも既製品もあるので、設置を検討しているならリフォーム会社に確認してみるといいでしょう。