外回りのリフォームについて
外回りのリフォームについて
外回りのリフォームで代表的なのは外壁(屋根)塗装になりますが、他にも門扉や玄関等様々な外回りリフォームがあります。
外回りリフォームにはどのようなものがあるのか、外壁(屋根)塗装以外のリフォームについて種類や特徴等を中心に紹介していきます。
外回りのリフォームの種類
外回りのリフォームには種類があります。
代表的な外回りリフォームとして、門扉、門柱、フェンス、ポスト、カーポート、ウッドデッキ、サンルームが挙げられます。
それぞれのリフォームについてお話していきます。
門扉のリフォーム
期間が経過し錆等で開け閉めがしにくくなったことから門扉の交換を行ったり、今までは門扉自体を設置していなかった玄関の前に新たに設置を行ったりします。
門扉には開き戸(内開き、外開き)や引き戸があり、開き戸を選ぶのが一般的です。
開き戸扉の仕様にも片開き、両開き、親子開きがあり、木目調やスチールメッシュ、キャラクターをあしらった物等デザインは多岐に渡ります。
ただ最近はバリアフリーに対応できたり、スペースを大きく取らずに設置できることから引き戸を選択する方も多くなっています。
門柱のリフォーム
門扉は設置しないけれど、門柱は設置する方も多いです。
門柱とは門を立てるための柱のことではなく、玄関の先にある壁状、棒状の構造物のことを指し、機能門柱と呼称されるインターホンやポスト、表札が組み込まれたものが人気を集めています。
門柱を設置することで外観が良くなりますが、門柱の役目はそれだけではありません。
境界線が設けられるので、防犯効果を高める効果があります。
現状は門扉も付いているけど、門扉を外して門柱のみにするリフォームも最近増えてきています。
フェンスのリフォーム
外側からの視線を遮る役目があるためプライバシーを保護できたり、セキュリティ効果を高めるのがフェンスになります。
人通りが多いところでもフェンスを設置することで人の目が気にならなくなります。
フェンスのリフォームは門扉や門柱リフォームと同時に行われることが多く、すべてを同一メーカー、同一シリーズにまとめることで、外観の統一感は一気に高まります。
予算の都合もあるとは思いますが、フェンス単体でリフォームを行うよりは一緒に行うことをおすすめします。
ポストのリフォーム
ポストは門柱等に埋め込むタイプや支柱が付いている独立設置式タイプが代表的です。
郵便受けをもっと大きくしたい、雨で濡れてしまう郵便物をなんとかしたいとお考えでしたら、門回りのリフォームと同時にポストのリフォームも行うといいでしょう。
ポスト単体で交換するより同時に行ったほうがフェンスと同様、統一感が増します。
カーポートのリフォーム
愛車を雨や風、紫外線から守るために欠かせないカーポート。
カーポートも例外ではなく、門回りやフェンスのリフォームと同時に行うのがベストですが、所有台数が増えたりした場合にカーポートのみの設置を行う方もいます。
お住まいの地域の気候によって、カーポートのタイプは異なり、たとえば、豪雪地帯で採用されるカーポートの場合は、多くの積雪に耐えることができる耐雪タイプを、海沿い等、風が強い地域は耐風のカーポートを選ぶ必要があります。
ウッドデッキのリフォーム
ウッドデッキのリフォームも外回りのリフォームに含まれます。
リビングを延長したような開放感があるため人気を集めています。
素材は天然木と樹脂木があり、天然木のメリットとして本物の木を感じることができたり、表面が熱くなりにくい点が挙げられ、デメリットとしてメンテナンスの大変さや耐久性の低さ等が挙げられます。
樹脂木のメリットとして耐久性の高さ、カラーの豊富さが挙げられ、デメリットとして表面が熱くなりやすい点等が挙げられます。
比較的メンテナンスの手間が省ける樹脂木を使用したウッドデッキを選択する方が多いです。
サンルームのリフォーム
屋内に居ながらも太陽の光を感じることができたり、日差しがあれば冬であっても暖かく、天気が悪い日であっても洗濯物が干せるのがサンルームになります。
リビングに隣接する形で設置することで開放感がアップします。
犬や猫等のペットを飼われている方がサンルームを設置することが多いです。
花粉症でお悩みの方や室内に選択物を干す機会が多い方は洗濯物を干す空間を確保するために、比較的リフォームしやすいバルコニーやベランダをサンルームに変える方もいます。
外回りのリフォームのポイント
しっかりと計画を立てた上で外回りのリフォームをしないと、全く統一感が無かったりする等、完成形がイメージしていたものと異なる仕上がりになりかねません。
イメージ通りに外回りリフォームをするために知っておきたいポイントについて紹介していきます。
ポイント①
上記で紹介した外回りのリフォーム箇所をひとつずつリフォームしていくこともできますが、なるべくなら統一感を出すために一度にまとめてリフォームを行うことをおすすめします。
ポイント②
デザイン性ばかりに目を向けてしまったがために、リフォーム後に使い勝手が悪くなってしまっては本末転倒です。
本来の目的を見失わずに計画していくようにしましょう。
家族構成に合わせた外回りのリフォーム
外回りのリフォームを計画していく上で、どうしたらいいのか、どれを選んだらいいのか迷うこともあるかと思います。
そうなったときは家族構成に合わせて考えるようにしましょう。
お子様がいる家庭の場合、小さいうちはボールを使ったりして庭で遊ぶことも多いと思いますが、成長とともにその頻度は減っていきます。
頻度が減り、庭を遊び場として利用しなくなったのなら、たとえば手入れが楽な庭にリフォームしたり、ウッドデッキを設置したりすることができます。
年老いた両親と供に暮らしているのなら、日常生活を送る上での身体への負担やストレスを減らすためにバリアフリーに対応したリフォームをする必要が出てきます。
家族構成を軸にこれからの生活を見据えてリフォームの計画をすると失敗は少ないかと思われます。
まとめ
外回りのリフォームにおいて、目先の事ばかりに捉われずに10年後、20年後を想像してリフォームを行うことが大切です。
具体的には家族構成はとのように変わっていくのか、ライフスタイルに変化はあるのか等々を念頭に入れておくようにしましょう。
また、外回りのリフォームに限ったことではありませんが、たとえ同じリフォーム内容であっても会社によってかかってくる費用は異なります。
最低でも3社から4社程度に見積もりを依頼し比較検討した上で会社を選ぶことをおすすめします。