リフォーム施主が支給する場合の問題点について
通常のリフォームの流れとしては、設備機器などは施主が選んでリフォーム業務に伝え、それをリフォーム業務がメーカーに発注します。
それがリフォームの現場に届けられて設置される事になります。
施主支給とは
一方「施主支給」というのは、施主がインターネットなどで設備等の商品を自分で購入し、それをリフォーム会社に渡して設置してもらうという流れになります。
大きな違いは、発注をリフォーム会社がするのか、施主がするのかという事です。
施主支給の場合は、当然商品の支払いは施主が行う事になります。
施主支給となる商品は、インターネットやお店で購入する事になると思いますが、気を付けないといけないのは、まず購入する前にリフォーム会社にその旨を相談しなければいけないという事です。
会社によっては施主支給を認めていないところもあります。
そうでなくても、工程に大きな狂いが生じる可能性があるため、必ず事前に伝えるようにして下さい。
施主支給のメリットや問題点
施主支給のメリットとしては、リフォーム会社が取り扱っていない商品を使える事や、より安価で仕入れる事ができる可能性があるという事があります。
一方で、キッチンなどの大型商品の場合には特に、施主が商品知識をしっかりと持って、的確な商品を選ぶというのが難しいという事や、工程に合わせて納品できるのか、また納品から設置までの置き場所はどうするかなどの、問題も多くあります。
そして最も大きな心配としては、リフォーム会社を通さないで購入した場合には、アフターサービスやメンテナンスはどうなるのかという事です。
リフォーム会社がしっかりそれらにも対応してくれるのであれば、施主支給も選択肢の一つとしては考えてもいいかもしれません。